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アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅

あらすじ

船長として世界中を航海してきたアリスがワンダーランドに戻ると、マッドハッターが深い悲しみに沈んでいた。死んだはずの家族が生きていると信じる彼を救うため、アリスは「時間」そのものから時を操る装置を盗み出し、過去への旅に出る。

ネタバレ無し

どんな作品?

2016年公開の「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年)の続編。監督はジェームズ・ボビンに交代、ミア・ワシコウスカ・ジョニー・デップ・アン・ハサウェイは続投。今回は「時間」を擬人化したキャラクター「タイム」(サシャ・バロン・コーエン)が登場し、アリスが過去へ旅して悲しみに沈むマッドハッターの家族を救おうとする話です。

時間のビジュアル

時計仕掛けの城や巨大な時計盤など、時間のモチーフがビジュアル全体に組み込まれていて視覚的には楽しいです。「錆びた時間の世界」の映像は特に印象的でした。

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ネタバレ有り

赤の女王の悲劇的な過去

赤の女王の頭が大きくなった原因は、幼少期のタルト盗み食いの罪を姉(白の女王)に押しつけられたことだったという告白があります。前作で善の象徴だった白の女王に嘘をついていた過去があるという反転が面白く、単純な善悪の図式を崩しています。

過去は変えられない

アリスがいくら過去に遡ろうとしても、過去を変えることはできないという制約に何度もぶつかります。マッドハッターの家族が実は生きていたのも、「過去の改変」ではなく「知らなかった真実の発見」という形で解決されます。変えられなくても、知ることで今が変わるというメッセージです。

タイムというキャラクター

サシャ・バロン・コーエンが演じる「時間」の擬人化で、権威はあるけどちょっと滑稽という絶妙なキャラクターでした。英語の時間にまつわる慣用句("Time flies"など)を文字通り映像化する言葉遊びがキャロルらしくて良かったです。

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