Nの鑑賞ログ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち

あらすじ

総督の娘エリザベスは、子どもの頃に遭難していた少年ウィルを救い、そのとき見つけた『アステカの金貨』を密かに持ち続けていた。大人になったある日、呪いを受けたバルボッサ率いるブラックパール号の海賊たちが、その金貨を求めて街を襲撃し、エリザベスをさらう。ウィルはエリザベスを助けるため、港に現れた海賊ジャック・スパロウと手を組み、ブラックパール号を追う旅に出る。

ネタバレ無し

どんな作品?

2003年公開のゴア・ヴァービンスキー監督作。ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」が原案で、ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ主演。海賊冒険映画として単純に楽しめながら、三人のキャラクターの関係性が精密に設計されています。

ジャック・スパロウが唯一無二

酔っ払いのように揺れる歩き方・紅を引いた唇・金歯というジャックのビジュアルとキャラクターが本作最大の発明です。「何を考えているか最後まで読めない」という緊張感が独特の魅力になっています。

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アステカの呪いの設計が秀逸

金貨を奪った代償として不死身になるが生の喜びを一切感じられないという呪いの構造が良くできています。呪いが解けた瞬間にバルボッサが雨の冷たさを感じ、続く銃声で死ぬという「生を回復した瞬間に死ぬ」という皮肉が印象的でした。

ジャックが最後に正しいことをする

ずっと「自分の利益のために動く」ように見えていたジャックが、結局「正しいことをする」という結末になります。シニカルな外見と誠実な内実の乖離がキャラクターの魅力を完成させる締めくくりでした。

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