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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還

あらすじ

ルーク・スカイウォーカーと反乱軍が銀河帝国との最終決戦に挑む、スター・ウォーズ旧三部作の完結作。

ネタバレ無し

旧三部作の締めくくりとして

リチャード・マーカンド監督による1983年のSF映画で、スター・ウォーズ旧三部作の完結作です。帝国軍が第2のデス・スターを建造するなか、反乱軍が総力を挙げて最終決戦に挑みます。前2作と比べるとシリアスな場面とコミカルな場面のバランスが独特で、イウォークというかわいらしい種族が重要な役割を果たします。壮大な宇宙戦とエンドアの森での地上戦が並行して展開し、シリーズの集大成にふさわしいスケール感がありました。

監督とキャスト

監督は本作のみの参加となるリチャード・マーカンド。主要キャストはマーク・ハミル(ルーク)、ハリソン・フォード(ハン・ソロ)、キャリー・フィッシャー(レイア姫)、ビリー・ディー・ウィリアムズ(ランド・カルリシアン)が続投しています。本作の新顔として、皇帝パルパティーンをイアン・マクダーミドが演じています。ダース・ベイダーの肉体はデヴィッド・プラウズが、声はジェームズ・アール・ジョーンズが担当するという体制も前作から引き継がれています。

シリーズを締めくくる感情的な着地点

旧三部作を通じて積み上げてきたルーク、ハン・ソロ、レイアの関係性が、本作でひとつの区切りを迎えます。ジェダイとしてのルークの成長、ダース・ベイダーとの因縁、そして銀河帝国への反乱軍の挑戦がすべて収束していくため、前2作を見ていると感情移入の深さが違います。物語の着地点は穏やかな希望に向かっていて、長い旅を終えたような後味がありました。

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ジャバの宮殿とハン・ソロの救出

冒頭はカーボン凍結されたままのハン・ソロを助け出すため、一行がジャバ・ザ・ハットの宮殿に潜入するところから始まります。レイアが賞金稼ぎに変装して乗り込み、やがてルークも堂々と正面から訪れます。前作から宙ぶらりんになっていたハン・ソロの安否がここで決着し、ようやく全員揃っての旅が再開します。この冒頭の一幕だけでもそれなりの密度があり、本編の戦いに向けてテンポよく準備を整える役割を果たしていました。

ヨーダとの別れ、そして明かされる真実

エンドアへ向かう前にルークはダゴバに戻り、老いたヨーダと再会します。ヨーダはルークにベイダーと向き合うことを示唆し、静かに息を引き取ります。また、レイアがルークの姉であるという事実もこの段階で明かされます。この静かなやりとりがその後のルークの行動の動機付けになっていて、クライマックスに向けた心理的な準備が着々と進んでいく感じがしました。

エンドアの戦いと皇帝の罠

エンドアでの地上戦とダース・シディアスの待つデス・スター内部の対決が交互に描かれます。イウォーク族が原始的な武器で帝国軍と渡り合う場面は、今見るとシリアスな戦いとのギャップが独特の感触を生んでいます。一方で皇帝はルークが来ることを最初から見越しており、反乱軍の攻撃は罠だったことが明かされます。楽勝に見えた作戦が実は敵の手のひらの上だったという逆転の構図が、後半の緊張感を一気に高めていました。

ルークの選択とベイダーの最期

皇帝の前でルークはベイダーと戦わされます。ルークは一度ベイダーを追い詰めながらも、暗黒面に落ちることを拒みライトセーバーを捨てます。それに対して皇帝がルークへの攻撃を始めたとき、瀕死の状態で立ち上がったベイダーが皇帝を倒します。長年帝国の柱として君臨したベイダーが、息子のために命を賭けるという逆転がこの三部作の核心でした。アナキン・スカイウォーカーとしての素顔を息子に見せてから逝くラストは、ルークの旅の本当の意味を静かに示していました。

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