スクール・フォー・グッド・アンド・イービル
あらすじ
プリンセスを夢見るソフィーと地味な親友アガサが伝説の魔法学校に誘拐され、まさかの入れ違いでソフィーが悪の学校へ、アガサが善の学校へと振り分けられてしまうNetflixのファンタジー映画。
ネタバレ無し
どんな作品?
ベストセラーYA小説を原作にしたNetflixのダークファンタジーです。善と悪を学ぶ魔法学校に誘拐された二人の少女が主人公。「おとぎ話の善悪なんて実はいい加減なものでは」というテーマを、魔法学校もののジャンルで描きます。
シャーリーズ・セロンとケイト・ブランシェットが出てきて、それだけで見る気になります。
どんな雰囲気?
「ハリー・ポッター」的な魔法学校×「善悪の価値観を問い直す」系の映画です。2時間半とやや長いですが、テンポは悪くありません。子供向けっぽい見た目ながら、善悪の相対性というテーマが全体を貫いているので大人でも楽しめます。
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ネタバレ有り
振り分けの皮肉
プリンセスを夢見るきれいなソフィーが悪の学校に、魔女っぽい見た目のアガサが善の学校に振り分けられます。これは単純な逆転ギャグではなく、ソフィーの「プリンセスになりたい」という動機が実は自己承認欲求に根ざしていて、アガサは見た目はともかく行動が利他的だという、本質を見た判定なのがポイントです。
ソフィーの覚醒シーン
ソフィーが自分の「悪」を受け入れて覚醒する場面が見どころです。それまでの抑圧が一気に解放される感じで、ここのテンションの変わり方が映画的にかなり気持ちいいです。「クルエラ」の覚醒シーンに近い感触です。
善悪の衣装が入れ替わる場面
「善の学校」の生徒が「悪の学校」に攻め込んだとき、攻める善側が黒い衣装に、守る悪側がプリンセスっぽい衣装になる場面があります。攻撃する側が「悪」で守る側が「善」という行為の論理と、外見の善悪イメージが逆転するビジュアルが面白いです。
