美女と野獣(実写)
あらすじ
読書好きで村では変わり者扱いされているベル。父親が野獣の城に囚われたことをきっかけに、彼女は父の身代わりとなって城で暮らすことに。恐ろしい姿の野獣と心を通わせていく中で、城に隠された秘密が明らかになっていく。
ネタバレ無し
どんな作品?
2017年公開の「美女と野獣」(1991年アニメ)の実写映画化。ベル役はエマ・ワトソン、野獣役はダン・スティーヴンス。監督はビル・コンドン。アニメ版の楽曲をアラン・メンケンが新アレンジした他、オリジナル新曲も加えられています。
「Be Our Guest」の迫力
城の調度品たちがベルをもてなすシーンは実写版の一番の見どころで、CGとライブアクションを組み合わせた映像が豪華でした。アニメ版のあのシーンを実写でどう見せるのかというのが一番気になっていたところで、期待に応えてくれました。
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ベルの母の死という追加要素
実写版ではベルの母が若くしてペストで亡くなったという背景が追加されています。野獣も母を幼くして亡くしていたことが明かされ、「共通の喪失を持つ二人」という感情的なつながりが生まれています。アニメ版にはなかった深みでした。
野獣が傲慢になった理由
愛情を知らない父親のもとで育ったという幼少期の描写もあり、野獣の傲慢さが「性格の欠陥」ではなく環境からくるものとして描かれています。呪いが単なる罰ではなく、愛を学ぶための機会だったという読み方ができます。
呪いが解ける瞬間
最後の花びらが落ちて調度品たちが完全に固まっていく絶望から、呪いが解け始める変容の流れは映像として綺麗でした。ポット夫人がチップを抱きしめる場面など、個々のキャラクターが人間に戻る瞬間が丁寧に描かれていて良かったです。
